今年3月に甲子園の球場南側に新たに誕生した商業施設「甲子園プラス」内にある、甲子園球場が完全再現された日本初のシミュレーション野球施設「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」の体験会が12日に実施され、日刊スポーツ阪神担当の古財稜明記者(32)が参戦した。

甲子園のグラウンドが再現された15メートル先の大型スクリーンから投げられる球を打ち返す「BATTING」、下方から放たれる球を打ち返す「TOSS BATTING」、スクリーンに向かって投げ、球速も表示される「PITCHING」の3種類のゲームが体験でき、それぞれ2カ所ずつ設置されている。

小、中学校と軟式野球の経験がある古財記者は、まず「BATTING」に挑戦。難易度が「ルーキー」「アマ」「プロ」「メジャー」の4種類ある中で、「アマ」を選択。カーブやチェンジアップに翻弄(ほんろう)され、15球中、15スイングで安打性の打球は0。13空振りと大苦戦。「TOSS BATTING」では「ルーキー」を選択し、ラスト9球目を完璧に捉え、左越えの推定140メートルの特大グランドスラムでリベンジに成功。「PITCING」では10球中ストライクが2球しか入らず、最速は91キロだった。

身長185センチ、体重115キロの巨体をフル稼働させ、体験を終えた古財記者は「無我夢中で楽しんで、汗だくになりました。実際に憧れの甲子園の舞台に立った感覚で、感無量です。日頃の運動不足解消にもなりますし、オススメスポットです」とコメントした。

すべて小学生以上が対象で、3種セットは通常料金1200円(土日などは特別料金1500円)。営業時間は午前10時から午後8時までで、月曜が休業日。担当者は「大人になっても憧れる方が多い甲子園を体験できますし、小学生のお子さんから大人まで幅広い年代の方にお楽しみいただけます」と話した。

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