阪神がソフトバンクと引き分けた。先発村上頌樹投手(23)が7回1失点と好投したものの、相手先発の和田毅(41)投手に苦戦した。

中継ぎで1軍昇格を目指す及川雅貴投手(21)とカイル・ケラー投手(29)がそろって1イニングを無失点。

2軍降格後初実戦だったメル・ロハス・ジュニア外野手(31)は4打数1安打だった。

平田勝男2軍監督の一問一答は以下の通り。

◇  ◇  ◇   

-先発村上が7回1失点

「1失点といってもエラーであれなので。もう落ち着いた、ショウキらしい、コーナーワークと真っすぐのキレもちょっとよくなってきたかな? ツーアウトからポンと打たれても全く焦りがないし、そういう精度は上がってきてるよね」

-ロハスにも1本出た

「アウトの内容も悪くないし、意欲的に最後まで、(延長の)10回も(打席が)回ってきたらいくということだったしね。すごくいい感じで打席に入れてる」

-及川は前回連投してから初めて投げた

「やっぱりコントロールがまだ。先頭バッターに四球を出したり、アウトの内容もいい当たりだもんな。よう遠藤が取ったよ。その辺の精度ももうちょっと上がってくると思うけど」

-ケラーは

「クイックも意欲的にやっているし、一、二塁になったからここはクイック(しなくて)いいよって言って。間隔空いたしね、ゲームでフォークをどんどん投げていったりしているし。彼はトライする気持ち、チャレンジする気持ちがあるので。フォークの精度をもうちょっと上げていってくれればね」

-前川が打撃練習を再開

「徐々にだな。だいぶやってなかったし、そのへんは徐々に無理させてもしょうがないので」

-バットを振れるくらいには回復している

「なってます。投げるのも問題ないし、徐々に上げていくよ。いきなりやりたがるので、そこは抑えながらやっていかないと」

-村上も言っていたが和田投手を手本に

「やっぱりこういうピッチャーと対戦できるっていうのは、いい経験になる。ありがたいね、和田とかが投げてきてくれると。そういうところでコウタ(井上)とかがな、1本、打ってくれると自信になるんだけど。こういう1軍の実績ある投手だから、高寺とか遠藤とか喜んでいけ! って言ってたけどね」

-小野寺が和田から適時打

「暖(小野寺)は内容がずっといい。2アウトなったところで、追い込まれながらもヒットをちゃんと打ってくれる。そういうところでは全然、こっちきてもあれはないよね」

 

▽阪神村上(2軍ソフトバンク戦で7回1失点)「(相手先発の)和田さんを見ていると、球数が少なくポンポンいってるので、見習っていきたい。もっともっとレベルアップして(1軍に)一番呼ばれやすい位置にいたい」