阪神が投手戦をしのぎ、交流戦初戦を勝った。矢野燿大監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

◆テレビインタビュー

-最後まで厳しい試合になったが、とれた

「いやあ、もう、ピッチャー陣がね、(西)勇輝はじめ、出たピッチャーがね、みんな本当によく踏ん張ってくれました」

-西勇の粘りの投球から渡辺、アルカンタラとつないでいった

「勇輝もね、立ち上がりにちょっと球数が増えていって、どこまでいけるかなっていうところをね、らしく頑張ってくれましたし、渡辺もあの場面はすごく緊張も高いですし、ミスもできないような気持ちになると思うんですけど、攻めるピッチングをしてくれましたしね。アルカンタラのところは、島田もナイスプレーでした。最後もね(岩崎)スグルもずっとそういうような場面ですけど、本当によく投げてくれました」

-大山、島田にビッグプレーが出た

「そうですね(大山)悠輔も外野が主になって、違和感なくやってくれてましたし、あのプレーで流れがこっちに来ましたし、タイムリーっていう形になったんで、今日は守備陣がよく頑張ってくれました」

-大山が先制打

「悠輔もあの場面、追い込まれたあとによく打ってくれましたけど、その前にチャンス2回でね、クリーンアップに回っているところで点を取っておかないと苦しい試合になるんで、明日はマルテと(佐藤)テルに打ってもらいます」

-交流戦初戦を取りたいなかで取り切った

「本当に今日は絶対勝ちたい、いいスタートを切りたい気持ちで僕自身も球場に来ましたし、まだまだ派手な、点を取ってという試合にはなれてないですけど、こういう試合を取りながらね、自分たちのリズムを、自分たちの試合をね、どんどんやっていけるようにしたいです」

-明日以降への抱負を

「流れを変える交流戦に、是非したいと思ってますし、土俵際で何とか全員で粘ってやれたんで、明日も全員で、打線の中で点を取った、そういう野球をしていきたいですね」

◆囲み取材

-またしびれるような試合

「もうちょっと点とってほしいよね(苦笑い)。よう頑張ってくれたよ」

-投手陣が西から粘った

「いやー、まあ、もちろん粘りもそうやしね、なかなか点が入らない中で気持ちもなかなか作るの難しい。(点が)入りそうで入らない中でまたマウンド行くっていうのもすごく難しいけど、勇輝もやっぱり経験があるし、そういうところでは難しさを感じさせない投球をしてくれたと思います」

-大山は風もあって難しい打球を好捕

「いやー。むちゃくちゃ難しいと思うよ。フェンス際でしかも伸びるしね。あの球際でしっかり捕ってくれたというのは、1打点と同じくらいというか、もっとかもしれん。それぐらいの価値はあったと思います」

-島田も好捕

「あそこもね、ちょっと守りに入っちゃうと止まって前で落ちてっていう場面でもあったと思う。そういうところでは島田も攻めてくれたおかげで捕れたし、ああいうところから島田も自分の価値を上げられるところだと思うし、あのプレーも島田だから捕れたというプレーだったと思う」

-1点差を全員で勝って明日以降につなげたい

「いや、もうねぇ、つなげたいし。今日もいい打順のところで近本が出たり(中野)拓夢が出て、いいところに回ってるんでね。そういうところでは、かえすところのバッター。さっきも言ったけど、マルテとテルというところが、今日はちょっと、そういう場面で点が入らなかったので、そういうところ。まあ(糸原)健斗も粘って粘って先頭のヒットとかあったし。毎日、全員が打てるわけじゃないけど、そういうところから明日は取ってほしいなと思っています」

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