東農大・横瀬辰樹内野手(4年=横浜隼人)が打率4割6厘で首位打者に輝いた。

試合前の打率は4割ちょうどだった。この日は2打数1安打で、2位の専大・南保良太郎外野手(4年=星稜)の打率4割5厘をわずか1厘上回り、大学初のタイトルを獲得した。

昨秋は23打数無安打で、打率0割だった。一気の飛躍に「去年は本当に悔しかったです。とにかく練習の量を増やして、自分に自信を付けました。今日も打てる気しかしなかったです」と笑顔で話した。打撃練習は1日1時間以上を増やし、毎日コツコツ積み重ねた結果が表れた。

北口正光監督(55)は「ウチの打線は横瀬が打たないとダメですから。去年の悔しさもあった中で、よくタイトルをつかんでくれたと思います」と笑顔でたたえた。