高卒2年目の巨人中山礼都内野手(20)が幻の“プロ初アーチ”で試合を振り出しに戻した。2点を追う5回2死二塁、日本ハム上沢に追い込まれながらも食らいつき、10球粘る。11球目、131キロのチェンジアップをうまく捉え、痛烈な右前打を決めた。

この打球を、バックホームしようとした日本ハム万波が痛恨の後逸。ボールが転々としている間に中山が快足を飛ばして本塁に生還した。記録はランニングホームランではなく、シングルヒットで打点なしとなったが、粘った末の貴重な一打だった。

原監督の熱血指導に応えた。試合前には、直接トスを上げてもらいながら、ティー打撃の指導を受けていた。「粘って粘って食らいついていくことができました。練習前に原監督に直接指導していただき、結果が出せて良かったです。これを継続出来るように頑張ります」と気を引き締めた。

元木ヘッド兼ディフェンスチーフコーチは「良い粘りを見せてくれたね。その結果ヒットを打ってくれたから。非常にあの打席っていうのは評価高いね」と好感触を口にした。坂本が負傷で1軍不在の中、高卒2年目の中山が、経験値を積み重ねながら成長を続けている。

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