日本ハム浅間大基外野手(25)が、横浜高校の後輩のミスを帳消しにする決勝弾を放った。

2-2の8回1死走者なし。右翼席へ3号ソロで勝負を決めた。ヒーローインタビューでは「明日は万波が、やってくれると思います」と予告し、締めくくった。右翼手万波の失策で、5回に同点とされていた。

横浜高校の後輩で、同じ外野手。試合後には涙する万波を、知っていた。「マンチュウが、ああいうプレーがあった中で、ベンチで声を出していた。マンチュウ自身が、何とかしようという気持ちがすごい見えた。結果として、そこをカバー出来たのは先輩として良かった」と頼もしい一打になった。

今季3度目の3安打猛打賞で、打線をけん引した。3回の左中間適時三塁打のあとには「近藤さんお元気にしてますか? 打法!」と命名。横浜高校の先輩の近藤は、今月4日に右脇腹を痛め、実戦復帰まで約8週間を強いられている。今度は先輩に代わる活躍を-。「これを毎日やるくらいじゃないと、あんなん(近藤ほどの打撃力)にならないと思う」と笑いながら、「しっかり継続して、しっかり準備してやっていきたいと思います」と、さらなる活躍を誓った。