楽天田中将大投手(33)が、31日中日戦(バンテリンドーム)で先発する。名古屋での1軍公式戦登板は10年5月23日以来、12年ぶり。

楽天生命パークで最終調整した田中将は「(バンテリンドームは)広いなという感じ。若い選手もいますし投手もいい。すごくバランスのいいチーム」と印象を語った。

前回登板の24日阪神戦では6回1失点で3敗目を喫した。「むちゃむちゃ悔しい」と1球に泣いた一方で、「比較的納得するボールを投げながらピッチングはできた」と手応えをつかんでいた。特に制球力。バランスやタイミングよくボールを投げることを要因に挙げる。中6日の間では、阪神戦の再現性をより高めることに力を注いだ。「もう1回復習しながらブルペンで投げたり、キャッチボール、遠投を入れて調整してきました」とうなずいた。

今季ここまでの防御率は1.85。状態を高いレベルでキープし続けている。「去年に比べれば。悪くてもというところの位置は高いと思います」。安定感ある投球で、チームの白星と、今季5勝目を目指す。

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