「日本生命セ・パ交流戦」も残り6試合。単独首位のヤクルトは、4年ぶりの優勝へ、7日から昨季日本シリーズの再戦となるオリックス3連戦(京セラドーム大阪)に臨む。

リーグトップタイの14盗塁をマークする塩見泰隆外野手(28)は、「もう1回負かしたろう」と意欲を示した。

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リーグ戦、交流戦ともに首位を走るヤクルトの塩見が、昨年の日本シリーズの再戦となるオリックス戦を前に意気込んだ。

塩見 本当に強いチーム。投手もいいし打撃陣もすごくいい。もう1回戦って、もう1回負かしたろうという強い思いがあります。

昨季同カードは交流戦で打率3割5分7厘。日本シリーズでも全試合に1番で出場し、日本一を決めた第6戦は先制打を含む2安打2四死球で4出塁と貢献したが、「特にいいイメージというのはないです」と引き締めて敵地へ乗り込む。

盗塁のペースとともに人気も上昇中だ。6日の球宴ファン投票中間発表では、セ・リーグ外野手部門で4位。初の球宴出場も見えてきた状況に「そういう位置につけてるのはすごくうれしい。人気が上がってきたのかなって(笑い)。素直にうれしいですね」。中堅の守備位置からは自身の応援グッズを身につけたファンの姿がよく見えるそうで「めっちゃ、うれしいです。去年は『塩見』のタオルとかユニホーム、マジ見なかったんですけど、最近ちょこちょこ見るんですよ」と笑顔で話した。

今季はトリプルスリーも目標に掲げるリードオフマン。交流戦制覇に導く活躍で、その名をさらに上げる決意だ。【鈴木正章】

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