阪神がシーソーゲームを制して連敗を3でストップ。4位に浮上した。同点の8回2死満塁から代打梅野隆太郎捕手(31)が左前に決勝の2点打を放った。

    ◇    ◇    ◇

阪神青柳晃洋投手(28)は今季11試合目で初めてクオリティースタート(6回以上、自責3点以内)を逃した。2点リードの8回1死二、三塁で代打三ツ俣に同点の中前2点打を浴び、8回途中を4失点(自責4)で降板。左打者8人をスタメンに並べた中日の執念に苦しめられ、「自分の技術不足です。(2番手の)湯浅が粘ってゼロで抑えてくれて、チームが勝ってくれて本当に良かったです」と後輩に感謝した。

相手先発は大野雄。前回投げ合った5月6日のバンテリンドームでは大野雄が10回表2死まで完全投球し、一方の青柳は0-0のその裏にサヨナラ打を浴びていた。今回も投手戦が予想された中、9番打者としては2回2死満塁で二遊間を破る先制2点打を放った。ただ、直後の3回表に2者連続適時打で試合を振り出しに戻され、最後も2点リードを守り切れなかった。大黒柱として反省が残った。

【関連記事】阪神ニュース一覧