西武栗山巧外野手(38)が“隠れた大記録”を達成した。初回の右前適時打と、8回の2号2ランで、史上12人目となる「同一球場での通算1000安打」をマークした。プロ20年目の昨季、球団生え抜き初となる通算2000安打に続き、新たな勲章を手にした。西武一筋、変わらぬ本拠地で3打点の活躍で、チームを今季2度目の4連勝に導き、首位ソフトバンクに3ゲーム差に詰め寄った。

栗山が2安打を放ち、ベルーナドームでは通算1007試合の出場で1000安打に到達。同一球場の最多安打記録は野村克也(西武)が大阪球場でマークした1465安打で、同一球場で1000安打以上は、史上12人目。ベルーナドームで記録したのは栗山が初。