DeNA打線が阪神ウィルカーソンの立ち上がりをたたき、1回に4点を奪った。

1回無死一、二塁、まずは佐野恵太外野手(27)がチェンジアップを拾って中前へ運んだ。「追い込まれていたので食らい付いていきました」と出ばなをくじいた。

1死後に宮崎敏郎内野手(33)が浮いた直球を捉えて左中間を破った。「みんながつないでくれたので、自分も後ろにつなぐ意識で打席に入りました」と大粒の汗を流した。2点を追加すると、後続の森敬斗内野手(20)の右前打で生還した。ヤクルトが独走するセ・リーグにおいてDeNAは自力優勝の可能性を残しており、マジック点灯を1日でも先に延ばしたいところ。

この日、横浜スタジアムの気温は午後6時のプレーボール時点でまだ30度あった。同2時の練習開始時刻には35度を超え、三浦大輔監督は「暑さ対策も兼ねて、今日は室内で早出。バッティングも室内でやります」と選手の体調を優先して調整していた。

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