DeNAが執念のサヨナラ勝ちで4位に浮上した。

初回の4点のリードをひっくり返され、敗戦目前で迎えた9回。大田の二塁打で同点に追いつき、なおも2死一、二塁から嶺井が右前打を放った。「絶対かえってきてくれると信じて、バットに当てることに集中した」と、新人だった14年以来、自身8年ぶり2度目のサヨナラ打を喜んだ。

阪神に3連勝し、最高の流れで首位ヤクルトとの敵地3連戦に乗り込む。最後、ヘッドスライディングで左手から滑り込む神走塁を見せた大田は「1つでも上の順位にいけるように頑張ります」。マジック点灯を阻止する。

▽DeNA三浦監督(3時間59分の熱戦でサヨナラ勝ち。大田の生還に阪神側からリクエストがあり)「セーフだと信じて待ちましたね。最後まで誰1人あきらめることなく、食らい付いていったと思います」。

▽DeNA東(104球、6回途中3失点で勝ち敗けつかず)「前回同様、イニング途中で降板となり悔しいです。連戦で中継ぎ陣の方に負担をかけてしまったことが反省点です」

【関連記事】DeNAニュース一覧