中日は1日、石川昂弥内野手(21)が岐阜市内の病院で、左膝前十字靱帯(じんたい)再建術の手術を行い、無事終了したことを発表した。今後は回復状況に合わせてリハビリを行っていく予定。

同内野手は5月27日のオリックス戦(京セラドーム大阪)での三ゴロで一塁手との接触を避けようとした走塁で負傷し、離脱していた。左膝前十字靱帯不全損傷と診断され、保存療法も検討されたが、最終的に手術を決断。戦列復帰には8~10カ月程度かかり、今季中の復帰は絶望となった。

石川昂は、主砲候補生として3球団が競合した19年ドラフト1位で入団。昨季も6月の2軍戦で死球を受けて左尺骨を骨折し、シーズンを棒に振った。3年目の今季は開幕巨人戦に先発出場し、37試合で打率2割2分5厘、5本塁打をマークするなど、飛躍への兆しを見せていた。

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