新型コロナウイルスの濃厚接触者となっていた阪神大山悠輔内野手(27)が、5日ぶりに実戦復帰した。12日の1軍巨人戦以来となる実戦に臨み、2打数無安打1四球。1軍復帰へ大きく前進した。

4回裏、先頭で代打登場。左腕岡田と対戦し、空振り2球で1ボール2ストライクとなった後、低め144キロ直球で見逃し三振に倒れた。5回表からはそのまま一塁守備に就いた。

6回の2打席目は右腕田島を相手に二ゴロ。8回は右腕マルクに対して7球ファウルで粘った末、フルカウントからの13球目に四球を選んだ。この打席では左翼ポール際に大ファウルも放った。

大山は今季、82試合出場で打率2割5分3厘、チームトップの19本塁打、63打点をマーク。監督推薦での球宴初出場も決めている。

近親者の新型コロナウイルス陽性判定を受けて濃厚接触者となり、13日に特例2022の対象選手として出場選手登録を抹消。この日、2軍練習に合流していた。

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