近鉄バファローズ最後の球団代表で21日に肝臓がんで亡くなった足高圭亮(あしたか・けいすけ)氏(享年69)の通夜が22日、大阪市内でしめやかに営まれた。

元監督の梨田昌孝氏(日刊スポーツ評論家)や羽田耕一氏、久保康生氏、佐々木修氏、小野和義氏ら近鉄OBが参列し、故人をしのんだ。苦楽をともにした梨田氏は「最下位に沈んだときも、支えていただいて。小林繁さん、真弓明信コーチらを呼んでくださったのは足高さんでした。チーム強化を巡って口論もしましたが、何でも言い合えた。近鉄OBがまた1人旅立たれて、寂しくてたまりません」と声を詰まらせた。告別式は23日に大阪市内で行われる。