日本ハムでは、14年から行っている読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の今年の活動を発表した。札幌ドームでの試合開催日に読み終えた本を引き取り、「一般社団法人 北海道ブックシェアリング」(荒井宏明代表理事)へ寄贈する「読み終えた本をみんなでシェア」を実施する。今年は北海道森林組合連合会、農林中央金庫との連携企画として、書籍を持ち込むと木製しおり(道産材5樹種)がプレゼントされる。

札幌ドーム開催の8月3日ソフトバンク戦~9月28日ロッテ戦の7回終了まで受付。札幌ドーム1階コンコース北側・南側総合案内にて、児童書や絵本、小説、伝記、日本・外国の歴史、国語辞典など。汚れやキズの酷いものや染み、カビのあるもの、ページが破れているものや表紙、カバーのないものは不可となる。

14~21年までの8シーズンで計7842冊の書籍を「一般社団法人北海道ブックシェアリング」に寄贈している。日本ハム選手会長の近藤は「毎年試合観戦の際に多くの方にこの活動へご協力いただき、選手一同、心から感謝しています。札幌ドームでの本の回収は今年が最後になります。北海道産木材を使ったこれまでにないしおりをお渡ししますので、ぜひ記念にお受け取りいただけたらと思います」とコメントした。