“コロナショック”に揺れた巨人が13日ぶり公式戦で後半戦を再出発した。前半戦最終戦となった7月20日のヤクルト戦(神宮)のスタメンから3人が変更。チーム構成ができずに後半戦のオールスター期間を挟み、2カードを延期した。この日、大量16人を出場選手登録。新型コロナの陽性判定を受けていた選手も岡本和、丸、北村の3選手も先発に名を連ねた。

 

【スタメン】

1(二)吉川

2(右)重信

3(中)※丸

4(三)※岡本和

5(左)ポランコ

6(一)※ウィーラー

7(遊)※北村

8(捕)小林

9(投)メルセデス

【ベンチ入り】

◆投手

高梨、クロール、井納、桜井、戸田、戸根、高木

◆野手

岡田、石川、重信、※岸田、萩原、※湯浅、※中山、※増田陸、※増田大、※中田(※は新型コロナ陽性判定を受けていた選手)

 

序盤の3回までに2点を先制されるも、4回に丸の適時打で反撃に出た。なお、1死一、三塁で岡本和は見逃し三振に倒れるも、一塁走者丸と三塁走者重信の積極的な走塁で相手のミスを誘って一気に逆転に成功した。だが、6回に佐藤輝に同点適時打を許すと、7回には代打北條に犠飛を許し、再びリードを奪われた。先発メルセデスが7回途中4失点で降板。高梨、1点を追う9回は桜井をマウンドに送るも、失点を重ねて、後半戦は黒星発進となった。前半戦から3連敗で借金6にふくらんだ。