巨人の「第91代4番」を任された中田翔内野手(33)が、初打席で期待に応えた。1回2死三塁、追い込まれながらもファウルで粘り、中日松葉の9球目のチェンジアップを捉え、先制の中前適時打を放った。「追い込まれたので何とか粘って粘ってと思って食らい付いていきました。先制できて良かったです」と振り返った。

中田は前日10日の同戦で9回2死からの決勝アーチを含む3安打猛打賞と活躍。巨人加入後は初となる4番に座った。一方、不動の4番を務めていた岡本和は、同戦で4打数無安打と状態が上がらず、「6番三塁」で先発。4番以外でのスタメンは3シーズンぶりとなっていた。

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