DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」の第8回は、京山将弥投手(24)。近江(滋賀)出身で、3年夏に出場した甲子園では、初戦で常総学院に0-11で敗れた。当時の思い出を振り返りながら、甲子園通算9勝を挙げている後輩の山田陽翔投手(3年)の活躍を称賛するとともに、母校にエールを送った。

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山田君の存在はもちろん知ってましたし、今年の甲子園での活躍を見ていて、本当にすごいなと思います。甲子園で9勝するのは本当に難しいことですし、尊敬する部分しかないです。

3年生にとっては最後の夏なので、思い切って、甲子園という舞台を楽しんでプレーしてもらって、山田君には体に無理のないように頑張ってほしいなと思います。

僕は、甲子園では打たれた記憶しかないです。でも今でも、あのマウンドに初めて立った時に見た景色は心に残っています。憧れの場所でしたし、絶対に出るという気持ちは常に持って、練習していました。

あの大会では、(DeNAでチームメートの)入江(作新学院)が3本ホームランを打って、プロで再会した時に、すごいなという話をしましたね。(常総学院戦ではロッテの)鈴木と投げ合ったりもしましたし、同世代には負けられないな、といつも思っています。(DeNA投手)