巨人が終盤に粘りを見せて追いつくも、広島に突き放されて連勝が2でストップした。

■岡本和の適時打で追いつくも…

2点を追う8回2死満塁、岡本和が2番手松本のフォークを捉え、左前への2点適時打で同点に追い付いた。4試合ぶりの適時打に一塁ベース上で右拳をベンチに掲げて喜んだ。しかし、直後の8回、5番手のクロールが先頭の大盛に中越えの三塁打を打たれると、代打菊池涼に右前へ決勝適時打を浴びた。

■坂本も悪送球

さらに1死一、二塁から坂倉のゴロをさばいた坂本が一塁へ悪送球。この間に二塁走者が生還し、2点差にリードを広げられた。最後の反撃のチャンスだった9回は守護神栗林に3者凡退に封じられた。

■先発直江が粘れず…

2週間前にプロ初勝利を挙げた直江大輔投手(22)が先発して2勝目を狙ったが、粘りきれなかった。坂倉、西川のソロなど2被弾で、4回途中3失点でKO。「先発として長いイニングを投げないといけなかったのですが、早く降板してしまいチームに申し訳ないです」とコメントした。5回には2番手鍬原が矢野にソロを被弾。新型コロナウイルスの影響で離脱者が続出する広島を相手に競り負けた。

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