巨人が自滅で連敗した。先発赤星優志は初回に前日負傷交代していた中田の中犠飛などで2点の援護をもらいながら、直後に3四死球から同点適時打を献上。守備陣では、吉川尚輝が同点の5回無死一塁で二ゴロをはじき、6回2死一、二塁では二ゴロを捕球後に一塁にバックハンドトスしたが悪送球。この2失策が痛恨の失点を招いた。打線は8回無死満塁で無得点。原監督は「なかなか男になってくれる人がいないね」と振り返った。

チームの失策数74、与四死球数417はいずれもリーグワースト。原監督は「ワンヒットで、ねえ。心境としては2月1日をもう一度迎えたいよ。2022年。ね。もうそのくらいの心境ですよ」と、独特の言い回しでさらなるレベルアップの必要性を表現。その上で「今更技術を自分で疑っても仕方がない。1球に懸けるという強い集中力でしょうね。まあ、最終的には負けん気だから。一番必要なことだもんね」と求めた。順位は5位に下げ、最下位中日と1・5差。苦境から抜け出せずにいる。