今秋ドラフト候補の大阪観光大・久保修外野手(4年=石見智翠館)がプロ志望届の提出を明言した。

走攻守で躍動感のあるプレーが持ち味。「ずっとプロになりたいと思って野球をしてきた。そこを目指してやってきた。何とか選ばれるように、この秋が大事。状態が悪いながらも100%の力を出せるように頑張っていきたい」と話した。

この日は1番中堅で先発出場。1回に速球をとらえて中前にクリーンヒット。3回は四球で歩き、スピードを生かして二盗を成功させた。7回無死一、二塁でもチェンジアップを左前に運び、マルチ安打を達成した。「(相手の)正中投手には春、完璧に抑えられていた。真っすぐに威力がある。まずは真っすぐをしっかり振りにいこうと」。8月中旬に右足首を捻挫し、状態は万全ではない。そのなかで、打撃や走塁で最善を尽くした。巨人、阪神など複数球団がチェックする前で、猛アピールした。