オリックスが、執念の継投で白星をつかんだ。

先発したドラフト1位の椋木が2回1死から西武栗山に内野安打を許したタイミングで、右肘の違和感を訴えて緊急降板。2番手で緊急登板した宇田川優希投手(23)が2回2/3を無安打無四死球、5奪三振の快投でプロ初勝利をつかんだ。

椋木、宇田川、K-鈴木、吉田凌、小木田、阿部、ワゲスパック、平野佳の計8投手でバトンをつなぎ、白星をつかんだ。

打線は3番の中川圭が4回に先制5号ソロ、8回に追加点となる6号ソロを放ち、1試合2発を記録した。7日に亡くなった、東洋大時代の恩師・高橋昭雄前監督にささげる本塁打となった。

▼オリックスが8投手のリレーで完封勝ち。1試合の最多登板人数は10人だが、完封勝ちは8人が最多で、80年6月30日日本ハムが阪急戦で記録して以来、42年ぶり2度目。日本ハムは岡部、木田、成田、杉山、宇田、佐伯、村上、高橋直のリレーで、先発の岡部が2回、他の7人は1回ずつ投げて7-0で勝利。勝利投手は2番手の木田だった。

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