巨人のドラフト3位ルーキー赤星優志投手(23)が、マツダスタジアムでリベンジを果たした。

右打者の内角に食い込むツーシームを中心に広島打線を5回2安打無失点に封じた。「初回から全力でいって、最初の時も、前回も初回にやられていたので、立ち上がりしっかりしようと思って入りました。最初、よかったと思います」と出し切った。

■悪夢を払拭

4カ月前。5月3日の広島戦(マツダスタジアム)の苦い思い出がある。広島打線にめった打ちにされ、4回途中11安打12失点(自責3)。今季最後のマツダスタジアムでの一戦で悪夢を払拭(ふっしょく)し、「切り替えがプロの世界では大事っていう風に1年通して学んだ。完全に(打たれた印象を)消せたかどうかは分からないですけど、目の前の勝負を意識して投げました」と持ち前のポーカーフェースで淡々とアウトを重ね、初の自身2連勝を飾った。

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