阪神糸井嘉男外野手（41）の今季限りでの現役引退が13日、発表された。この日の午前中に、兵庫・西宮市のホテルで引退会見を開いた。

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▽近大・榎本保前監督（糸井の大学時代の恩師）　先日、家までたずねてきて『今年でユニホームを脱ぎます』と告げられました。プロ入り前は10年やれるかな、と思っていましたが、19年ですか。本当によく頑張ったと思います。日本ハム時代に投手から野手へ転向させてくださったこと、大学の先輩の二岡が巨人から移籍してきてすさまじい練習量を目の当たりにしたこと、オリックスで思うようにやらせていただいてタイトルも執らせていただいたこと、最後にファンだった阪神のユニホームを着ることができたこと。恵まれた野球人生だったと思います。つかみどころのない選手でしたが、愛された。人に恵まれ、ここまで来られたのだと思います。