3位巨人が最下位の中日に惜敗した。残りは3試合。この日に試合のなかった4位の阪神と広島とのゲーム差は1に縮まった。

■戸郷はハーラー単独トップの13勝目ならず。

先発戸郷翔征投手(22)だったが本来の精度を欠き、球数を要した。初回に自らの二塁悪送球などでピンチを招くと、2死一、三塁から中日木下に左前に先制適時打。同点の3回には、ビシエドに勝ち越しの適時二塁打を許した。追加点は許すことなく6回103球、6安打2失点(自責1)で先発の役目はまっとうしたが、勝利投手の権利は得られないまま降板した。

■打線はソロ本塁打のみで援護できず

打線は中日小笠原の前にあと1本が出なかった。2回に岡本和真内野手(26)の5年連続の大台到達となる30号ソロを放った以外ゼロ行進。5回、7回と相手失策から得点機をつくったが、本塁が遠かった。

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