日本野球機構(NPB)とJリーグによる第64回新型コロナウイルス対策連絡会議が3日、開かれ、来季のコロナ対策の方向性などが話し合われた。

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「143試合、試合中止や日程変更等々あったが、先生方の指導、相談にあずかり、なんとか完遂できそうです。あらためて専門家の先生方、アドバイザーの先生方に御礼申し上げたい」と謝意を示した。

会議では、今季巨人で起きた感染事例についての報告もなされた。疫学の専門家による遺伝子解析の結果、解析できた株は全てBA.5だったことが判明。ただ、6種類の異なる遺伝子型ウイルスが検出された。そのため、同じ株が一気に広がったクラスターではなく、市中感染を受けて、いろいろな株が持ち込まれ広がったものと報告された。