ヤクルト 引退する坂口智隆、内川聖一、嶋基宏が有終の美を飾った。

坂口は初回に左前打。内川は3回に同点の適時二塁打を放った。4回表、2人ともいったん守備位置に就いてから交代。高津監督の計らいだった。涙を流す村上らと抱擁し、ベンチへ。嶋は8回に代打で空振り三振も、9回表にマスクをかぶり、牧を遊ゴロに仕留めて交代した。坂口は「最高のチームメートの前でユニホームを脱げて誇りに思ってます」。内川は「笑顔でお別れが言えるのは、すごく幸せ」。嶋は「見せましょう、ヤクルトスワローズの底力を!」とファンに呼び掛けて締めくくった。