専大の菊地吏玖投手(4年=札幌大谷)はロッテが1位指名し、交渉権を獲得した。

最速152キロ、世代トップクラスの完成度を誇る本格派右腕だ。今秋東都2部では第4週終了時点で5試合に先発。43回をわずか3失点、防御率0・63と驚異的な数字を残している。

今夏は大学日本代表入りを果たし、出場したハーレム・ベースボール・ウイークでは、オープニングラウンド第3戦で勝利投手になるなど、3試合に登板。計8回を無失点に抑えるなど、大舞台にも強い。

明るい性格の持ち主で、チームのムードメーカーも務める。投手としてはピンチを抑えると雄たけびをあげ、グラウンド内を常に盛り上げる存在だ。

北海道・苫小牧市出身、183センチ93キロ、右投げ左打ち。

▽ロッテ福沢スカウト 右腕をコンパクトに使うことで、球速以上に速さを感じさせる。打者に対しての闘争心も持ち合わせている。

【ドラフト】巨人が高松商・浅野翔吾との交渉権獲得 史上初阪神との一騎打ち制す/速報中