ヤクルト青木宣親外野手(40)が今シリーズ初先発で安打を放った。

「6番左翼」で出場。2回先頭で山岡から右前打を放った。直球2つで追い込まれたが、3球目のチェンジアップが高めに来たのを逃さなかった。6回1死三塁では宇田川から四球で好機を広げ、代走を送られた。

日米通算19年目のベテランだが「日本シリーズに2年連続なんて、なかなかできない経験。何とか、もうひとつ乗り越えたい」と臨んだ。高津監督は「いい働きでした」と評価。球団初となる日本一連覇王手はお預けとなったが、青木の存在感が光った。