中日を自由契約になった平田良介外野手(34)31日、ナゴヤ球場での自主練習後に今後の青写真を語った。平田は前日30日に自身のYouTubeチャンネルで、10月4日に戦力外通告を受けた時の会見での発言を謝罪。「もし、次のプロ野球チームに呼んでいただくことがあれば、今まで通り、後輩と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してやりたい」と心境を口にしていた。

この日、現役続行のために自主練習を終えた平田は、あらためて合同トライアウトを受けないことを明かし、「動けると思っているから現役続行を希望している。コンディションはすごくいい。動きに支障はなく故障もない」と話した。昨年発症した異型狭心症、ぜんそく等の不安も解消。「テストを受けさせてもらえるなら受ける」と、今後もナゴヤ球場で自主練習を続け、11球団からの獲得打診を待つ。

今季は3年目岡林の右翼定着などもあって、51試合出場で打率2割、1本塁打、10打点に終わり、4日に戦力外通告を受けていた。平田は大阪桐蔭から05年高校生ドラフト1巡目で中日に入団。中日一筋17年間で通算成績は1227試合出場で打率2割6分8厘、1046安打、105本塁打、484打点の成績を残している。

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