日本ハム新庄剛志監督(50)が育成の阿部和広外野手(19)を「9番左翼」でスタメンに大抜てきした。4日の練習時には「足速いでしょ。スピードの中に力強さがある」と評価しており、この試合へ向けても「ボスが見たい、ということで」(林ヘッドコーチ)と、1軍に合流して準備を進めてきた。侍ジャパンを相手に“1軍デビュー”する俊足が武器の育成外野手に注目だ。

◆阿部和広(あべ・かずひろ)2003年(平15)5月12日生まれ、神奈川県出身。平塚学園では甲子園出場なし。22年育成ドラフト4位で日本ハム入団。今季ファームで26試合出場、打率2割6厘。背番号124。170センチ、65キロ。右投げ両打ち。