東大が、慶大に7回コールドで勝った。

新人戦にあたるフレッシュトーナメントで東大が慶大に勝利するのは、18年春(7-5)以来(18年春はフレッシュリーグとして開催)。

東大は打線がつながり、先発全員安打をマーク。23安打で16点を奪った。

1-2で迎えた3回、下位打線が連打でチャンスをつくると、5者連続出塁などで打者一巡の猛攻をしかけ、一挙6点を奪った。

4回にも2点、5回にも2点を奪うと、7回も打者一巡で5点を追加した。

先発の右腕、平田康二郎投手(2年=西)は、緩急をつかって6回を107球、被安打8の3失点に抑えた。

フレッシュトーナメントで各チームの監督はベンチに入っておらず、スタンドから観戦した井手峻監督(78)は「すごいですね。びっくりしました。1、2年生は(入学の)最初から打撃がよかった。(来季)メンバーに入ってくれるといい。平田も、乗ればこれくらい投げられる投手」と話した。

◆東京6大学野球フレッシュトーナメントとは 1、2年生のみが出場でき、経験を積む試合。春と秋の2大会が行われる。新人戦として51年から始まった。17年から春はフレッシュリーグ、秋はフレッシュトーナメントの名称になった。コロナ禍のため、春も昨年からトーナメント制になっている。

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