オリックスが阪神を戦力外になった小野泰己投手(28)を育成契約で獲得する方針を固めたことが8日、分かった。

150キロを超える直球が魅力の右腕で、18年には7勝をマーク。今季は5試合に登板して、計5イニングで7三振を奪うなど防御率1・80の成績だった。この日は12球団合同トライアウトに参加予定だったが、直前に取りやめた。近日中にオリックスと育成契約を交わし、高知で行われている秋季キャンプに参加する見通し。28歳右腕が、3桁の背番号から、復活の道を歩む。