阪神岡田彰布監督(64)が高知・安芸市での秋季キャンプ第2クール最終日の8日、初めて伊藤将司投手(26)のブルペン投球を見て「そら計算してるよ」と来季も先発の柱として期待した。一問一答は以下の通り。

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-伊藤将のブルペンを初めて見た

「おー、やっぱり1軍で投げてたピッチャーは直球だけでもやっぱりええ球放ってるよな、制球含めてな、ある程度やっぱり来るもんな」

-外から見てても計算できる投手か

「そら計算できるよ。四球で崩れるようなタイプでもないし、安定感あるわなあ。それが一番よ、やっぱりなあ。6回ぐらいまではゲームを作ってくれるというかなあ、そんなんが一番安心やんか。そらハマるピッチャーとかはちょっと怖い時あるもんな。ハマった時はいいけど、めちゃくちゃなったらな、全然その早い回でノックアウトされたり、6回ぐらいまで絶対計算できるピッチャーの方がそら助かるよ、やっぱりな」

-青柳と2人はローテーションとして

「まあそら計算してるよ、ある程度は、うん。まあ10勝なあ、まあ、(今季は)コロナ(で途中離脱)なあ、そらしゃーないけど、2桁期待するとこやんか、そのへんは」

-西純も評価していたが、ある程度頭には

「まだそこまでは。でもまあ、そらローテーションには入れなあかん投手やよ、当然よ、そらなあ。でも順調にきてるんちゃう、西(純)なんかなあ」

-西勇もチームに残ることを発表した。ローテーションの1人

「そら当然よ、そら入れるよ。(会ったのは)あの時1回だけやからな、(甲子園での秋季練習の)初日にな、(オフ組の)あいつら集めてな」

-先発ローテーションは狭き門

「それは2月入ってからよ。先発組としてはな、そういう扱いになると思うけどな」

-先発にもイニングイーターが増えてきた

「だから、6枚では1年間乗り切れへんからな、8、9枚はいるからな。まあ6人の中でなあ、3、4人規定投球回投げたらそりゃだいぶ違うよ、はっきり言うて」

-左右の比率の考えは

「いやいや、左が少ないからな、伊藤(将)だけやろ結局な、左は。誰か1枚くらいはほしいけどな」

-桐敷とか

「そこまでお前、そんなうまいこといけへんやろ、3連戦で左1枚入ったらだいぶ違うかもしれへんけど」

-左の新外国人

「いないいない、左なんかそんなのおれへんはええの。(笑い)、いないいない左は、そんなん、右でもおれへん言うてんのに、左なんかそんなんならんやろ、枠外れたりな、今メジャーの」

-元阪神のジョンソン、スアレスがFAになったと

「ジョンソンがそんなこと言うとったな、あんまよくなかったんやろ」

-日本での経験のある投手。視野に入れているか

「もうちょっとしたら何か映像持ってくるんちゃう?」