中日高橋周平内野手(28)が今季取得した国内FA権を行使せず、残留することが9日までに分かった。

同内野手は沖縄・北谷での秋季キャンプに参加しながら熟考。今季全日程終了後から数度にわたり球団と話し合い、最終的に権利を行使せず残留する方向でまとまった。今後は、今月中旬の秋季キャンプ終了後に名古屋に戻り、契約更改交渉で細部をつめる予定だ。

高橋周は東海大甲府から11年ドラフト1位で強打の内野手として期待され中日に入団。18年から4年連続規定打席に到達。19年にベストナイン、19年から2年連続ゴールデングラブ賞も受賞した。20年には初めてシーズン打率3割を超えた(3割5厘)が、今季は故障と不振から78試合、2本塁打、21打点打率2割4分9厘に終わっていた。

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