来季は甲子園で2桁アーチだ! ファン感謝デーで「虎メダル」の返還式が行われ、佐藤輝明内野手(23)が決意を新たにした。

坂本の提案で、本塁打を打った選手が生還すると矢野前監督が首にかけたご褒美。その制作者たちが招待された。「たくさんの種類のメダルをつくってもらって、選手も喜んでいました。食べ物のメダルとか、たこやき(を模したメダル)とかが(印象的)。20回(首に)かけることができたので、よかったです」。感謝の気持ちを伝えながら1つずつファンにお返しした。

今季はNPB史上初の新人から2年連続での左打者で20号を達成。だが、甲子園では1年目が8本塁打、2年目は5本塁打と物足りなさを感じている。「もっと打ちたい。(甲子園で)2桁は絶対打ちたい」。来季は甲子園で2桁弾を放ち、勝利を導く意気込みだ。

1年目の昨季は、甲子園室内からのオンライン配信で、有観客でのファン感は初めて。トークショーや、ハイタッチ会など「楽しかった」と笑顔で振り返った。「たくさんの応援をもらいましたし、すごく感謝しています。しっかり後押しを受けて頑張ります」。岡田監督は虎メダルを廃止する方針。その分、返還式で感じたファンの熱い思いも胸に、甲子園でアーチを量産する。【三宅ひとみ】

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