来年の日米大学野球選手権(7月・米国)に出場する大学代表候補の強化合宿(愛媛・松山)が4日、全3日間の予定を終えた。

期間中に3試合行われた紅白戦で、大商大・渡部聖弥外野手(2年=広陵)が3戦すべてで安打をマークし最多の4安打を放った。長打力が持ち味で「速い投手からコンスタントにヒットを打てたのはいいこと」と話した。

広陵でチームメートの明大・宗山塁内野手(2年)と再びともにプレー。今秋の神宮大会で日本一に輝いたチームの主軸として活躍する同い年に「高校に戻った感じで、懐かしかったです」と笑顔を見せた。その他、全国から集まったトップレベルの選手と交流し「レベルの高い選手たちの話を聞いて、自分ももっともっとレベルを上げて活躍したいと思った」と話した。

50メートル走でも6秒15で全体の5位。紅白戦では、積極的な走塁も見せた。「長打力もあるけど、3拍子そろった選手になりたい。来年は5秒台で1位を取りたいです」と目標を掲げた。