サッカー人気に負けん! 阪神青柳晃洋投手(28)が6日、来春のWBCに出場して日本を盛り上げることを誓った。

サッカー日本代表はW杯でドイツ、スペインと強豪国を次々に撃破するなど、日本中を熱気に包んだ。この日、MBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」の出演前にオンライン取材に応じた右腕は、「全然(試合)見てないです。“非国民”です」と苦笑いだが、どうやらスイッチが入ったようだ。

青柳は最近、友人と「サッカーは何でこれだけ盛り上がるの?」と話題になったことを明かし、「最初W杯に出られなかったところから、今はドイツに勝ったり、強くなっている。毎年発展している状態だから、日本中が見ているんじゃないか」と話し、一方、野球は「勝って当たり前と思われているところがあるのかな」と分析した。WBCの代表入りをあらためて熱望した上で「やっぱり日本が強いというのを子どもから大人まで見せられるのが国際大会だと思う。そういう結果だったり、プレーができたら」と力を込めた。

メジャーリーガーとの対戦も心待ちにした。米国代表にはエンゼルス大谷の同僚で、通算350本塁打のマイク・トラウトをはじめとしたトッププレーヤーが次々と大会参加を表明しており「各国から超一流の選手が出る。そういう選手と触れ合う機会っていうところがWBCだと思う。しっかりパフォーマンスが出せるように頑張りたい」。日本を代表する投手へと成長した右腕が、今度は野球で日本中を熱くする。【古財稜明】

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