侍ジャパン栗山英樹監督(61)が10日、レッドソックスに移籍する吉田正やメジャー移籍を目指している千賀について、代表招集に慎重な姿勢を見せた。

「ファイターズの監督時代から、個人の夢を果たせる努力をやってきたつもり。それは一番大事にしないといけない。その中で、可能性があるのか、ないのか。こっちではなくて、選手やチームの事情だったりするので。こっちの都合で個人の夢を邪魔したり、壊したりしてしまうのは絶対にダメなので」と力説した。エンゼルス大谷、パドレス・ダルビッシュ、カブス鈴木は代表に加わるが、吉田正、千賀はメジャー移籍1年目となるため、より慎重になっている。

この日は、埼玉・浦和で野球教室を行った。