オリックス山岡泰輔投手(27)が今季限りで現役を引退した能見篤史氏(43)の教えを胸に、4年ぶりの2ケタ勝利を狙う。

21日にABCラジオの「オリックス・バファローズ 年末SP!」(12月27日午後6時放送予定)の収録に、同氏とともに参加。兼任投手コーチを務めた左腕はキャッチボール相手で、数多くのアドバイスをもらった。「来年からも生かしたいですし、数え切れないほどもらったので。毎日毎日アドバイスをもらえる人が、来年からいなくなるので。思い出しながら、自分の中で1つ1つ、こういう時にこう言われたな、と。思い出せるようにしていければと思います」。中でも「投げやりになるな。しっかり悪い中でも自分を見て。できる限りのことはやっていかないといけない」という助言が記憶に残る。

今季は先発ローテーションの一角として、22試合に登板し、6勝8敗、防御率2・60の成績で復活を印象づけた。「球の向上、1球種1球種をレベルアップしていけたら。来年は2ケタと規定投球回をいきたいので」。13勝を挙げた19年以来の2ケタ勝利を目標に掲げた。

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