プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)による保留制度改革に関する特別委員会が23日、オンラインで開かれた。

選手会の要望を受け、初めて開催された。これまでもNPBとの事務折衝の中で保留制度改革について話し合ってきたが、新たに特別委員会を設け集中的に議論していく。

選手会の森忠仁事務局長は「先日、現役ドラフトをやったが、全選手に選手主導での移籍の選択をできるようにしていきたい、という話をした。できれば月1回のペースでやっていきたい。選手だけが良くなるものをつくるのではなく、球団にとってもメリットがあり、選ばれるプロ野球をつくっていきたい」と話した。この日は選手は不参加だったが、次回以降は選手も参加していく予定だ。

選手会は、FA権取得年数の国内外一律6年への短縮と、FA移籍に伴う人的補償の廃止を求めている。