西武は26日、来シーズンから本拠地ベルーナドームの人工芝を新しく張り替えると発表した。7年ぶりの張り替えで、工事が完了するのは来年2月下旬の予定。同3月8日の中日とのオープン戦がこけら落としになる。

新しく導入する人工芝は、ミズノ社の「エムエスクラフト・ベースボールターフ・ブイ」と呼ばれるもの。現在の芝よりもクッション性が向上し、身体への衝撃値が約11%減少。けがのリスク、負担が小さくなっている。また光の反射を抑制し、照明の照り返しも軽減されている。ファンにとっても、ボールが見やすくなるという。また耐久性も1・7倍に向上。細かくちぎれにくくなったことで、海洋ゴミになりうるマイクロプラスチックの発生も抑制している。

栗山は「2016年に今の人工芝が張られて初めて練習をした時は、守備のチャージがかけやすく、球際にハードにいける感覚でした。今回も同じミズノ社の人工芝で性能がアップしたと聞き、来シーズンもよい環境でプレーできることがうれしいです。松井新監督のもと、新しいユニホームを着て、新しい環境でファンの皆さまの前でプレーできるのを楽しみにしています!」とコメントした。

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