<日本ハム9-8ソフトバンク>◇2020年7月2日◇札幌ドーム

史上最も遅い本拠地1勝を呼び込んだのは、伸び盛りのヤングパワーだった。高卒2年目の野村が1点を追う9回2死二、三塁、ソフトバンク守護神、森から逆転サヨナラ二塁打を放った。自身初のサヨナラ打に「勝利に貢献できているのとサヨナラも初めてなので、うれしい」。コロナ禍で開幕が6月までずれ込んだ20年。無観客であったが、札幌ドーム初のお立ち台で、笑顔がはじけた。

2回には、バンデンハークから左翼席中段へプロ初本塁打。直前の三塁守備でゴロをはじく痛恨のミスが失点につながり「バットで返すしかないと思っていた」。第2打席で左前打を放ち、3安打3打点と気を吐いた。「思い切ってやることが自分の長所。いい投手から打てて、自信になりました」と胸を張った。

3点ビハインドの7回には高卒3年目の清宮も1号2ランを放ち1点差に。「何とかしようという気持ちで打席に入りました」。若い2人の共演で、スタンドに来られないファンに、大きな1勝を贈り届けた。