ロッテの佐藤都志也捕手(24)が15日、和歌山県出身で同学年の25歳一般女性と今月6日に結婚したことを公表した。静岡県での自主トレ後に取材に応じ、「すでに一緒に生活させていただいていたのですが、あらためて家族、守るべきものが増えたので、気を引き締めて頑張りたい。野球人生としてもこれからの人生としても、今年は1番の分岐点だと思っています」。すでに吉井理人監督(57)にも報告を済ませたと言う。

昨季は自己最多118試合に出場し、攻守ともに自信をつかんだ1年だった。だが、松川虎生捕手や、この日も益田直也投手を中心としたロッテ選手10人の合同自主トレで一緒にトレーニングに励んだ田村龍弘捕手、江村直也捕手など、正捕手争いは激しい。さらなる飛躍に「野手を動かし、投手を引っ張るのが良い捕手の条件。打撃では3割、2ケタ本塁打。15から20本打つイメージで数字にこだわりたい」と目標を掲げた。

昨秋のフェニックスリーグでも吉井監督の前で攻守にアピールした。特に打撃面では体を絞ったことによるキレを感じ、内角の対応に確かな手応えを得た。「ベスト体重は89~91キロの間」。年末年始は福島・いわき市に帰省し、食も満喫してリラックスした。「正月太りしてしまったので94、95キロくらいだったけれど、益田さんたちとの自主トレで、今は90・2くらいです。キャンプインまでには自然に」。ベスト体重で沖縄・石垣島へ向かう。【鎌田直秀】

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