DeNAドラフト1位の松尾汐恩捕手(18=大阪桐蔭)が、11日の紅白戦で実戦デビューする可能性が高まった。

5日、春季キャンプ第1クールが終了。予定されたメニューを順調に消化した。1軍キャンプの捕手は伊藤、戸柱、山本の4人で、アピールが必要な若手から実戦に進むのが通例。7日から始まる第2クールも順調に進めば、スタメン抜てきの可能性も浮上する。

中身が詰まった第1クールだった。ブルペンでは開幕投手候補の大貫、セットアッパーの伊勢、入江ら1軍経験豊富な投手のボールを捕球。ランチ特打では通算172勝の三浦監督のボールを打ち、相川コーチからは特守で守備面を鍛えられた。「1日1日が充実していたと思います」と総括。三浦監督は「初めてで緊張も不安もあったと思うんですけど、堂々としてたなと思います」と評価した。

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