阪神ヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)も負けじと1発で続いた。

シート打撃で桐敷の148キロ直球を強振し、ライナーで左翼ポール際深くへ運ぶ推定120メートル弾。直前にノイジーがアーチも「自分の打席に集中している」と泰然自若だ。「試合を熱望していた。ピッチャー(との対戦)も熱望していたので結果が出てよかったけど、シーズンに向けての方が大事」と冷静だった。

バックネット裏で視察した007も、そのパワーに驚きの声を上げた。中日加藤スコアラーは「軽く振ってあれ。あの感じで打たれると嫌」。ヤクルト石堂スコアラーも「控えとか代打で、あれだけ打てるバッターがいるのは気持ち悪い」と表現。体重120キロのドミニカンに警戒心を強めた。

好きな日本語は「アリガトウ」と帰り際にお決まりの「オサキデス」。バットでもキャラクターでも、ミエちゃんの存在感が日に日に増している。

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