阪神は7日、沖縄・宜野座キャンプで初の実戦形式となるシート打撃を行った。新外国人シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)、ヨハン・ミエセス外野手(27=レッドソックス3A)が「アベック1号」を放ち、虎党は大盛り上がり。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

-シート打撃で監督が外国人2人に1打席追加を指示した

「いやいや、打つのがあまっとったからよ。打つのがおかしいなと思ったからよ。だから、まだピッチャー、投げる人数がおるのに、打つのがいてなかったから」

-その回ってきた1打席で本塁打

「うん、まあ、もう1打席って、岡留に当てるよりも桐敷の方がいいでしょ。どう考えてもそうだし。そのへんは臨機応変にもっとしないと。それは打たないより打った方がいいのに決まっているから。シートだから、打たれたピッチャーの方はつらいと思うけど、この時期でね、打った打たれたというのを評価する時期じゃないと思うので、それだけですよ」

-外国人2人について

「まあええやん、もう、おーん」

-結果が出たが

「まあ結果言うても、別に何も思ってないやろ本人も、そんなの」

-ノイジーはフリー打撃ではセンター中心に

「ずっとそうやんか広角にな、おーん。ラスト何本かくらいは力入れるくらい、力入れているっていうかそんな感じやけどな、おーん」

-ツボに入れば

「まあ、でもまだ2月やで(笑い)。そんなのお前、打った打たんとか何にも関係ない。今日なんか何カ月ぶりにピッチャー打つんよ、みんな。そらだから何にも思ってないし、桐敷にもちょっとお前、何にも関係ないって言うとけ、言うたけど、そんなもん、お前。関係ないよ、そんなの、おーん」

-ノイジーは見極めなど良さが出来てたかなと

「良さって、ノイジーはええよ。フリーバッティングとか見てたら。はっきりいうて。その通りやんか。別に今日打った、打たなかったからで評価なんかしてないんだから。ホームラン打ちましたって、なあ、1面いったらええだけの話やん。オレは別になんも」

-レフトの守備でもいい中継で

「三塁ランナー止まったやんか。そんなん…なあ、レベル低いと思うよ、あんなんでOKいうてたら。はっきりいうて。サードランナー止めたやんか、それから走っているやんか。そういうの目指してるのじゃないから。今日は何カ月ぶりのね、ピッチャーもバッターも、慣れのためにシートやったんやろ。ただそれだけやで、だから」

-岡留と対戦するところを監督が

「そら岡留より桐敷のほうがええの決まってるやろ。そら普通に打たせるんやったらな。いきなりサイドのピッチャー打たすとか、そういうのは臨機応変にちゃんとやらんと。俺らは選手をつぶしたらあかんやん。逆やろ? なあ、だから桐敷にもフォローせなあかんし、そういうことやんか、チームやから」

-ミエセスはチームにいい流れを持ってきてくれる

「いやいや、そんな今日のホームランでそんな、いい流れなんかなれへんて。そんな問題じゃないやんか、今日1日。そら、もう、ちょっとレベル低すぎるよ、そんなんで。そんなに毎日毎日、ホームラン打ったからって、一喜一憂なんてせえへんていうの。一銭も金ならんで、今日のホームラン。いや、そうやんか、あいつら、なあ、外国人ってやっぱり助っ人として、シーズンでどれだけ打てるかやんか。ただ、打たんよりも打った方がええっていうことやんか。それやったら、打てるやつやったら、岡留よりも桐敷じゃないかっていう。それはこっちがフォローしてるわけやんか、そういうことやんか。それだけのことやん」

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