ソフトバンク栗原陵矢外野手(26)が、23日のキューバ代表との強化試合(アイビースタジアム)で約1年ぶりの対外試合に出場する。

昨季は開幕直後の3月30日に、左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。大ケガからの“復帰戦”となるが「怖いし、不安です。無事に1日が終われば」と慎重だった。

春季キャンプはA組で、通常通りのメニューを消化している。万全に見えるが「走っている最中は(患部のことを)考えるし、スライディングをする前もよぎる。怖さとずっと付き合いながらやっている」と胸の内を明かした。恐怖心とも闘いながら、「やるしかない」と意気込んだ。

キューバ代表にはチームメートの左腕モイネロがいる。「(打席に)立ちたいですね。一流のピッチャーですし。楽しみたい」と対決を心待ちにした。副主将が完全復活への1歩を踏み出す。

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