阪神岡田彰布監督(65)が27日、沖縄・宜野座1軍キャンプを打ち上げに際して、今キャンプを総括した。

「初日にどんな姿で来てくれるかなというのがあったんですけど、最初から思っていた以上の練習ができた」と、キャンプイン時点での選手の仕上がりをたたえた。キャンプの点数は「ずっと80点って言ってたからね。でも最後に故障者が出たとこもあったんで70点ぐらいにしときますか」とした。

キャンプMVPとして、投手では大竹耕太郎投手(27)、野手では井上広大外野手(21)を挙げた。「(大竹は)すごくいい姿を見せてくれたのが大きいし、井上は実戦で結果が出たことが本人も自信になったと思う。どんどん使っていきたいという気持ちになりますね」と評価した。

阪神監督として15年ぶりのキャンプだったが「やっぱりちょっと疲れますね、前のときに比べると。でも中盤からはすごく早く感じました」と振り返った。

帰阪後は3月4日からオープン戦が始まる。「(開幕は)1カ月先ですが、徐々に実戦の中で選手も自信をつけて、いい形でシーズンに入れるようにやっていきたい」と締めくくった。

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